発達障害グレーゾーンの子供の発育を食の観点から考える

発達障害育児関連

ここでは、発達障害児・グレーゾーンの子供の「食事」や「お菓子」が発育にどのような影響があるのか、考えてみたいと思います。様々な情報がインターネット上に溢れていますが、私の経験上、発達障害グレーゾーンの息子にとって、今のところよい影響が出ていると思うところを見ていきます。

いわゆる食品添加物は発達障害の要因になるのか

食品添加物とは

食品添加物とは、食品を製造する際に使用される様々な物質で、「調味料・保存料・着色料」の総称です。一般的に、化学的に合成されたものと、天然由来のものに分類されます。

食品添加物は危険だとういう情報もあり、食に対する不安もありますが、実際には豆腐のにがりなど、なくては製造できないものもあったり、食中毒を防ぐなどのメリットもたくさんあります。

ただ、発がんの危険性が研究により解明されてきたり、中毒性のあるものもあり、表裏一体の部分もあります。また、表示する義務がないものもあり、注意が必要です。

食品添加物を全て避けて生活するのは、不可能と言えます。そのため、自分で確認しながら、危険なものをある程度避けていくしかありません。

食品添加物についての細かいリストは、ここでは載せきれないので、こちらを参考にしてください https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/index.html

食品添加物は発達障害の要因になるのか

ここからが本題です。

結論から言えば、NOです。

発達障害は、まだ原因は解明されていないものの、先天的な脳機能の障害であり、食品によって発症するものではないとされています。

ただ、妊娠中のタバコやアルコールの摂取は、原因になるとは言われているので、妊娠が判明した後は、気を付けた方がよさそうです。妊娠中というと、インターネット上で、ビタミンなどを摂取すると、ADHDの予防になるという情報もありますが、真意のほどはわかっていません。妊娠中でなくても必要な栄養素なので、摂取した方がいいのですが、過剰摂取は胎児に悪影響を与えてしまうこともあるようなので、こちらも併せて気を付けてください。

食品添加物は、発達障害の要因にはならない、ということですが、では、発達障害児の発達の妨げにはならないのでしょうか?

食品添加物は発達障害グレーゾーンの子供の発育に関係するのか

発達障害児・グレーゾーンの子供の食事療法に関する情報は、書籍でもインターネットでも様々なところで確認できます。私も、まだ息子に発達障害があるとは思っていなかった、離乳食を始める頃から、食品に関しては、いろいろ調べました。発達障害を疑い始めてからはなおさら、です。

食品添加物の影響に関しては、諸説ありで、まだ解明されていないのが現実ですが、私がいろいろ調べて思ったことは、【神経質にピリピリしてまで避ける必要はないけれど、摂取を避けられるなら避けるに越したことはない】ということでした。

ただ、リン酸塩のように、食べ過ぎるとカルシウムの吸収に悪影響がある、ソルビン酸と亜硝酸Naを組み合わせると毒性が高まる、など既に研究で解明されているものはチェックして、できる限り避けるようにしています。

また、子供は免疫力が弱いため、食品添加物を取り過ぎたり、毎日取り続けていると、アレルギー症状の原因になるとは言われているので、そのあたりも頭の片隅に置いておきたい事柄です。

発達障害の子供であっても、定型発達の子供であっても、大人でも、食品添加物の過剰摂取はよくないし、規定量を取っている限りは、危険はないとは思いますが、実際に、脳機能に障害がある発達障害の子供は、影響を受けやすいのでは、と私は個人的に怖くて、食事やおやつは極力手作りを心掛けてきました。

発達障害の発育に、食品添加物は妨げになるとは言えませんが、なるべく少なくする工夫をできる範囲ですることをおすすめします。

食品添加物をできるだけ避けたことによる発達障害グレーゾーンの子供への影響

ここでは、離乳食からできるだけ食品添加物を避け、食事もおやつも手作りしてきたことによる、息子へのいい影響(私が思うだけの)をご紹介します。

ただ、手作りだけがいいと言うつもりは毛頭ありませんし、手作りをすることがお父さん・お母さんの過度なストレスになる可能性があることも理解しています。発達障害児にとって、家の中の雰囲気は食事以上に影響を及ぼすことがあります。

私が実践したことをご紹介するだけなので、そのことはあらかじめご了承ください。

どのように食品添加物を避けてきたか

離乳食の時期は、海外にいたこともあり、ベビーフードの表示を見ても何が書いてあるかわからない・・・( ;∀;) これが、離乳食を手作りしようと思ったきっかけでした。

インターネットで離乳食について調べ始めて、食品添加物のことなどを知ることになりました。手作りをすることによって、食品添加物はある程度避けられる反面、食中毒は怖かったので、そこには細心の注意を払うようにしました。

日本に戻ってきた頃には、離乳食は終わっていたのですが、日本の離乳食の種類の多さ、便利さに驚愕したのを今でも覚えています。

実際にどのように食品添加物を避けてきたのかというと、前述通り、一言でいうと【手作り】です。ただ手作りをするだけで、中に使う材料や調味料をきちんと見なければ、意味がありません。作れないもの以外の調味料、めんつゆ・ポン酢・マヨネーズ・ケチャップなどは作るようにし、砂糖などはできる限り、オーガニックのものを選ぶようにしました。

ソーセージやハムはできる限り避け、味は全然違いますがソーセージを作ってみたり、ハムも作ってみたりもしていました。 ただ、時間がかかるので、本当に時間があるときに作り、なくなったらしばらく食べられない、という状況にはなってしまいます。 更に、市販のハムのように薄く切れないという難点も・・・

私自身も、疲れてできなかったことも、気分的にやりたくなかったことももちろんあり、そういうときには、迷わず市販のものを使っていました。そのようなときも、オーガニックを選ぶようにはしていましたが、どうしても今必要!というときは、迷わずそこにあるものを買っていました。

あまり神経質になりすぎず、できる限り避けるところから始めてみるものいい方法だと思います。

食品添加物を避けてきた結果、発達障害グレーゾーンの子供にいい影響が出たこと

まず挙げられるのが、息子は好き嫌いがほとんどなく、家でも、学校でも、友達の家でも、試合で出してもらったお弁当でも、なんでもおいしく食べられるようになったというところです。特に素材の味を楽しむことができるようになったのは、これからも食を楽しむ上で大きなことだと思います。

そして、私自身にもよかったと思う点が、食品添加物を調べながら手作りをしているうちに、食事バランスについても自然に勉強ができたことです。とにかく脳機能に少しでもいい影響を与えたくてやってきたのですが、実感としていい影響が出たと思えるのが、息子の【体】でした。

肝心の、発達障害グレーゾーンの息子の脳機能にいい影響を与えたのか?ということに関しては、正直わかりません。息子の発達を見ている限り、悪い影響が出ているとは思えませんが、食事がどの程度影響しているのかは不明です。

【体】に話を戻します。

息子は、今4年生で、身長148センチ、体重36キロです。身長は夫も私も平均より高いので、遺伝だとは思いますが、一言でいえば、強いです。先月は、流行に乗ってインフルエンザにかかりましたが、普段は風邪も滅多にひかないし、体調不良を訴えることもほとんどありません。

筋肉もついていて、体力もあり、サッカーでも当たり負け、走り負けをすることはほとんどありません。気分が乗らなくて、そもそも走っていないことはありますが・・・

発達性協調運動障害グレーゾーンで、サッカーの技術がなかなか向上しなかったり、友達よりもできないことが多い息子にとって、この強い体をもったことは、サッカーの中でも日常でも、自信につながり、自己肯定感につながっています。

この部分が、最もいい影響が出たと私が思う部分です。

食品添加物を避けたことで出たマイナスの影響

実は、マイナスと思える影響も少なからずあります。

それは、市販のお菓子やジュースを食べたり飲んだりできないということです。実際にはできないわけではなく、食べたり飲んだりできるものが少ない、ということです。

これがマイナス??と思う方もいらっしゃることでしょう。

体にとっては、決してマイナスではないし、友達のお母さんからは、「口にしないで済むのなら、しない方がいい」と言われたこともありますが、友達がくれるお菓子を食べられなかったり、友達の家に遊びに行ったら、飲めるものがなかった、などということがよくあります。

あえて飲まない、ならいいのですが、基本的に飲めないので、いつも水や麦茶を持ち歩いている状態です。
炭酸ものも飲めないため、これから大人になり人付き合いをする上で、少しは飲めた方がいいのかなと思うこともあります。

最後に

発達障害児・グレーゾーンの子供の発達を食の面から考えてみました。

食が発達に与える影響は一部で、それ以外にもよい影響を与える要素はたくさんあります。親として、できることを精いっぱいやってみればいいのだと思います。私にとっては、その一つが食でした。

これからもっと、体も発育してくると思うので、それに合わせて【食】を考えていけたらいいなと思っています。